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3月5日の発売から早1ヶ月が経とうとしている「バイオハザード5」。
今回は、「バイオハザード5」本編のゲーム内容について、プレイレビューを踏まえてより深く紹介してみたいと思う。


■システムについて

難易度:
初期状態で アマチュア / ノーマル / ベテラン のいずれかから選択可能。それぞれで敵の数や強さなどが変化する。
難易度の選択で迷ったなら、まずは【ノーマル】でプレイしてみて必要に応じて調整するのがいいだろう。が、アクションにそこそこ自信がある人は、ぜひ【ベテラン】で挑戦してもらいたい。その難しさゆえの緊張感で、正にサバイバル・ホラーを体感できるだろう。
なお、【ベテラン】でクリアすることで、さらにハードな難易度【プロフェッショナル】が出現する。コアなゲーマーも安心(?)だ。

パートナー:
今作では、パートナーとなるキャラクターが全編を通してプレイヤーと行動を共にすることになる。
パートナーはAIで制御されているが、【カバー】や【アサルト】といった簡単な指示ならできるようになっている。

クリアランクとボーナスフィーチャー:
本編のチャプタークリア時、そのチャプターのクリア時間や攻撃命中率などに応じてプレイヤーへの評価がなされ、その評価とゲームの難易度が高ければ高いほど、多くのポイントが与えられる。
そのポイントは、ボーナスフィーチャーと呼ばれる隠し要素をアンロックするために使用するのだが、ボーナスフィーチャーのほとんどは、アンロックするためにポイントとは別に何らかの出現条件を満たす必要があり、その出現条件と項目の多彩さにはやり込み派も満足だろう。

BSAAエンブレム:
ほぼ全てのステージ中、至る所に隠されているBSAAエンブレム。
ストーリーとは直接関係ないが、これを見つけ出して破壊していくことで、ボーナスフィーチャーの出現などに影響していく。
筆者の注意力が散漫なだけかもしれないが、かなり巧妙に隠されている印象で、真剣に探さないとコンプリートは難しそうだ。

新ボタンアクション:
前作「バイオハザード4」にもあったボタンアクションシステムだが、今回はそれがさらに進化。
銃火器で敵が怯んだりダウンしたら、ボタンアクションのチャンス。さっと近づき、画面に対応したボタンを押すことで【フック】などの体術アクションが発動する。
ここまでは前作と同じだが、今作ではパートナーと協力するフィニッシュブローといったアクションもできる。
また、一部ボス戦では口の中にグレネードを放り込んだりなど、視覚的にも楽しめるアクションが発動するため、つい危険を冒していろいろ試してみたくなってしまう。
弾丸も節約できることだし、何より決まるとかなり爽快なため、積極的に狙っていきたいシステムだ。

セーブとアイテム管理:
今作からゲームの進行状況はオートセーブになった。
あのタイプライターがなくなったのは残念な気もするが、ユーザビリティと今作で導入されたCo-opプレイとの兼ね合いを考えれば正しい決断なのだろう。
また、各種アイテムの管理に関しては、従来のゲーム中のアイテムボックスで管理する方式は廃止された。
チャプター間(またはリトライ時)に装備・売買・改造などを行う形となり、ゲーム中に持ち物を預けたり出したりができなくなった。
だが今作はパートナーとで2人分のアイテムを持っていけるため、この仕様変更に関して特に不自由は感じなかった。しかし、武器が増えてくるとあれもこれも持って行きたくなってしまうため、そのあたりは楽しくも悩ましいところだ。


■グラフィック

今作からPS3、Xbox 360といった次世代機にプラットフォームを移したことにより、グラフィックに関しても大幅に進化した。
特に質感の表現が豊かになったことが特筆され、アフリカの乾いた大地やキャラクターの装備類のディティールなどなど、プレイヤーにゲームの世界観、空気を感じさせるのに大きく貢献している。

ゲーム中の何気ないオブジェクトに関しても細かく作りこまれており、筆者が特に気に入っているのはテレビをハンドガンなどで破壊した時のブラウン管が砕け散る表現だ。
実際にテレビを破壊したことがないのでなんだが、すごくリアルで面白く感じて、以来、テレビを見つける度に欠かさず破壊する始末。開発者の丁寧な仕事には脱帽だ。

また、処理能力が大きく向上したことで、とても画面には収まりきらないほどの大型クリーチャーも登場するようになった。
その余りといえば余りな迫力で、プレイヤーを絶望の淵へと案内してくれる。


■ゲームプレイ

オブジェクティブとゲーム進行:
基本的には、戦闘や探索をしながらマップ上の目標地点(ドアやエレベータなど)へ向かうシンプルなステージ構成。だが、秀逸なレベルデザインと演出により、プレイヤーを飽きさせない工夫はさすがといったところ。むしろ、細かく目標地点が設定されていることで格段にプレイしやすくなっている印象で、つい長々とプレイに没頭してしまう。
一部を除いていつでも画面内にMAPと目標物を表示できるので、行き先に迷うことも少ないだろう。

ロケーション:
集落、油田地帯、遺跡、大型船など、舞台は豊富に用意されており、1つの作品によくぞここまで詰め込んだものだと感心させられる。
次々とロケーションが移り変わることにより、単調さは微塵も感じさせない。

パートナーの存在:
今作のキモとも言える部分で、その分ゲームプレイにも大きく影響する形で組み込まれている。
具体的には、パートナーが死亡してもゲームオーバーになることや、銃火器や弾薬、回復剤をプレイヤーと分け合うなど、基本的に助け合ってゲームを進めなければならないといった仕様だ。
これだけを聞くとなんだか煩わしい存在に聞こえてしまうかもしれないが、決してそうではない。煩わしさよりも、パートナーがいることで広がる面白みの幅の方がずっと大きいのだ。
自分だけでなくパートナーにも何を装備するか考えたり、「Help!」と叫ぶパートナーのために敵の群れを突っ切っていったり、また反対に助けられたり。
仮にバイオハザードというゲームが、プレイヤーを超人的な強さに設定した撃ちまくりタイプのゲームであれば、評価はまた違っていたかもしれない。が、バイオハザードはそうでなく、サバイバルホラーよろしくギリギリの状況から生き残ることを楽しむゲームだ。そう考えたとき、自分だけ助かればいいのではなく、パートナーも助からなければとあれこれ考えながら進めなければならない今作のパートナーシステムは、プレイヤーに新しい楽しみを与えた良システムと言って良いと思う。

操作:
基本的には前作の「バイオハザード4」を踏襲し、肩越し視点でレーザーサイトを照準に戦闘を行う。
一応三人称視点だが、視界は思ったより広くない。むしろ狭めの印象だ。また、前作からそうだが移動しながらの射撃もできないため、操作に関しては不自由に感じる局面も少なくない。
敵が目の前まで迫ってきたときなどは、一旦銃を下ろして180度ターン、走って距離をとりまた180度ターンして敵に狙いを定める。といった、現実的に考えればかなり不自然な操作になってしまう。
だがこの操作形態、改めるべきかと聞かれると「問題無し」と筆者は答えるだろう。この不自由さが、良い方向に働いていると思うからだ。
バイオハザードシリ-ズは、初作からして思ったように動けない操作形態だった(慣れもあるが)。それが5作目にもなった今でもなぜまだ不自由か?それはきっと、その方が面白いからだ。あえて操作を不自由にすることで、敵が迫ってきても思ったように動けない焦り・恐怖をプレイヤーに体感させようとしているのだと思う。
仮に広い視界と思い通りにすばやく動ける操作形態に変わったとしたら、不自由さは感じなくても、そこからは焦りや恐怖は全く感じないと思う。バイオハザードにとってこれは本末転倒だ。
そういった意味で、この不自由ながらもストレスフルでない絶妙なバランスを保った操作形態は秀逸だと感じられる。
一度プレイすれば、激しい戦闘を終えたときのあなたの手の平ににじむ汗で、それが分かってもらえると思う。


■あとがき

筆者は体験版をプレイしていないのでどういったものだったのかは分からないが、本編をクリアした今言えるのは、バイオハザード5万歳!ということだ。
ほとんどのゲームをクリア前に放置してしまう飽き性の筆者が、毎日睡眠時間を削って一気にクリアし、そしてまた2周目に入ろうとしている。本記事では詳しくは紹介できなかったが、豊富な武器と改造システム、掛け値なしに気色悪い(ほめ言葉)クリーチャー、クリア後のお楽しみ…などなど、決して一度や二度のクリアで楽しみ尽くせるボリュームではない。
まだプレイしていない人、そしてプレイ中の人も、この傑作の魅力をとことん味わい尽くして欲しいと思う。

では最後にもう一度…バイオハザード5万歳!


累計4,000万本以上を誇るビッグタイトルシリーズ最新作。
「バイオハザード5」は3/5(木)絶賛発売中!です。


©CAPCOM CO., LTD. 2009 ALL RIGHTS RESERVED.  


 

装備考察:BSAA隊員

2009年03月19日
クリスやシェバといったメインキャラクターに注目が集まるバイオハザード5だが、ミリブロご覧の皆様にとって見逃せないのが彼らをサポートするBSAA隊員の装備。バイオハザードファンのみならず、ミリタリーファンであれば彼らの装備を細部までチェックすると「萌え~」となること必至であろう。

BSAAとは、国際連合の補助機関として運営され、バイオ兵器の密売やその行使を阻止する為の対バイオテロ特殊部隊。

その発足経緯は、バイオハザードシリーズの過去を振り返る必要がある。悪の元凶「アンブレラ」が崩壊後に、「有機生命体兵器(B.O.W.)」の流出を自らの責任とされることを恐れた「製薬企業連盟」が設立した対バイオテロ部隊が前身となる。

当初こそ、民間組織レベルでの部隊であったが、バイオテロに対する脅威が強くなるにつれ、国連が管轄する実働特殊部隊として再編を受け、欧州本部を始め世界を股にかけて展開を図る事となった。
上記掲載にあるゲーム中のワンシーンを見ても、世界的な展開を図るBSAAらしく、様々な人種が所属していることが分かる。

~BSAA世界分布~
 欧州本部
 中東支部
 北米支部
 南米支部
 西部アフリカ支部
 東部アフリカ支部
 極東支部
 オセアニア支部

「誰が」「いつ」「どこで」起こすか分からないバイオテロ。多次元に渡って感染の広がりを見せる生物兵器の恐怖を考えると、即応による早期の実行力を持つ部隊の必要性が求められる。ゲーム中のBSAAの設定においても早期での解決を重視し、組織独自の判断によって介入することができる設定となっている。

Dan Dechant / ダン・デチャント
年齢:53歳
所属:西部アフリカ支部
種別:SOU(Special Operations Unit)

BSAA西部アフリカ支部に籍を置くダン・デチャント。アメリカ陸軍での兵役後、アフリカを中心に活動を行うPMC(民間軍事会社)に籍を置いた事もある。

今作では、先遣突入部隊「アルファ・チーム」を率いる。エリート隊員がひしめくBSAAの中でも最年長(ベテラン)隊員である彼の装備について考察してみたいと思う。

メインウェポンとしてSIG556をチョイス。その右側先端のレールにはデュアルエイミングのレーザーモジュールが装着されている。また、アーマーには米軍やPMCでも採用されている実在メーカーのポーチ類から機能性に優れた部分だけを「良いとこ採り」したハイブリッド仕様のものとなっていることが分かる。

そしてグローブは、Blackを基調とした複数の素材が組み合わされたものとなっており、実在する軍や警察を始めとした法執行機関で採用されている事からも、バイオハザードシリーズにおけるストーリとの忠実な再現が行き届いている事が分かる。

Dave Johnson / デイブ・ジョンソン
年齢:27歳
所属:西部アフリカ支部
種別:SOU(Special Operations Unit)

世界的なラリー選手権でも上位入賞経験を持つデイブ。彼の天性とも言えるこの運転技術を活かし、作戦中にはドライバーを努める機会が多い。今回の作戦ではデルタチームの隊員として参加している。

左の画像を見ると、手にはM3ショットガンを携えており、そのバレルマウントには小型のレーザーサイトが取り付けられており、即応性の高い射撃が可能となっている。

チェスト付近にはサイドアームとしてハンドガンがホルスターと共に取り付けられている。ホルスターはカイデックスタイプのものとなっており、テール付近のベルトによりロックする方式となっている。まさにハイブリッド仕様と言えよう。

次に注目はニーパッド。一般的に普及しているネオプレーンタイプのニーパッドと、ハードタイプのニーパッドが組み合わされた仕様となっており、激しい動きでも耐え得るよう設計されている。

ブーツはオールアイレットのブーツとなっており、ジャングルブーツ(初期型コンバットブーツ)と現行ブーツの特徴を併せ持ったハイブリッド仕様となっている。

高機動車周辺を警戒するシーンと、車両を運転中のDave。

Josh Stone / ジョッシュ・ストーン
年齢:35歳
所属:西部アフリカ支部
種別:SOU(Special Operation Unit)

BSAA西部アフリカ支部のベテラン兵士であるジョッシュ。兵士としての資質はもちろんの事、チーム員からの絶対的な信頼を受ける頼もしい存在。今回の作戦においてはバックアップチームのリーダーを務める。

ジョッシュの装備、まず最初に、アーマーは主に海軍系の特殊部隊で使用されているものがベースとして改良された仕様のようだ。また、先述のDan Dechantと同様に、メインアームにはSIG556が採用されている。このメインアームにはホログラフィックサイトが搭載され、迅速且つ正確な射撃が行えるようになっている。

BDUは迷彩パターンこそ施されていないものの、今作の舞台となるアフリカのような地肌が剥き出しとなった場所や、コンクリートなどの地で活動するに当たって視認し難いものが選ばれている。

Kirk Mathison / カーク・マシソン
年齢:28歳
所属:西部アフリカ支部
種別:ヘリコプターパイロット

SOU空中支援小隊に所属するヘリコプターパイロット。
BSAA隊員としては珍しく、BSAAへ直接入隊し、BSAAで技術を学んだ、いわゆる生粋のBSAA隊員である。
今回の作戦では、本部への中継および地上部隊のバックアップを任とした空中支援を行う。

カークの着用するヘルメットは、ヘリコプターパイロット用ヘルメットに必須とも言えるサンバイザーが如何にも「ヘリパイ」仕様と言え、ヘルメットの外観自体は実際のミリタリーでは主に戦車隊員用ヘルメットとして使われるものの特徴が出た、「ハイブリッド」な仕様となったヘルメットとなっている。

アーマーの右チェスト部分には夜間での任務を想定したサイリュームの取り付けと、ナイフの装着が確認出来る。このナイフについてはBENCHMADEやSOGといったミリタリーナイフと同様にハイエンドモデルのものを使用している事が伺える。

また、レッグホルスターにはサイドアームと併せてフラッシュライトの取り付けが確認できる。このホルスターの脚への取り付けに当たっては、1本のベルトになっている点にも注目したい。2本のベルトで装着するタイプのレッグホルスターも多く存在するが、最近の傾向としては2本のものでも意図的に1本へ減らす事が多くなっている。これはとりわけ車輌警護を目的としたオペレーターや、このカークのようにヘリコプターパイロットといった任務に当たる場合は、その乗り降りの際に動き易い事を想定し、ベルトの本数を減らすと考えられている。今作品中でもその辺りの傾向も考慮した設定となっているようだ。


複数の隊員が周辺を警戒する様子は圧巻である。全てがゲーム上にある「仮想空間」であることを忘れてしまうくらいにリアルな再現がなされている。
こちらの各隊員の脚周りを確認してみると、ホルスター脇にはU.S. Navy特殊部隊向けのナイフと同様に攻撃力の高いタクティカルナイフが取り付けられている。


一般的にMICH2000と呼ばれるタイプのヘルメットと、SWATに代表されるヘルメットの特徴を併せ持ったヘルメットを装着。ガスマスクはUS Navyでも使用が確認できるタイプと同様に、高機能なモデルとなっている事がうかがえる。


累計3,500万本以上を誇るビッグタイトルシリーズ最新作。
「バイオハザード5」は3/5(木)絶賛発売中!です。


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昨年夏、米国ロサンゼルスのメディア・ブリーフィングでベールを脱いだバイオハザード5。会場で発表されたトレーラーには、シリーズ初登場の謎の女性の姿が。端正な顔立ちにバツグンのプロポーションをもつ黒人系女性。彼女の名は、「シェバ・アローマ」。

BSAAエージェントの彼女は、もちろん一般の女性とは違い、その端正な顔立ちからは予想しない、並外れた身体能力の持ち主でもある。ゲーム中、クリス(プレイヤー)がピンチの際には、しなやかな肉体を巧みに使った華麗な回し蹴りで敵をノックダウンさせる頼もしい姿を見せてくれる。また、銃器の取り扱いにおいては、クリス並みの腕前を披露する姿に、男性のみならず、女性ファンも多いと聞く。

今回はそんな彼女が使う銃器や装備に主点を置いた解説を行いたいと思う。

破壊力抜群のM3ショットガンを携えるシェバ。ハードな訓練によるものと想像される彼女のたくましい左腕にはトレードマークとも言えるタトゥーが彫り刻まれているのが印象的である。

シェバの服装は全体的に細身で軽量なコーディネートとなっている。
左足にはサイドアームの保持の為に、レッグホルスターが取り付けられている事が分かる。一般的に右手を利き腕とする射手の場合は、右足にレッグホルスターを取り付け事が多い事からも、今回はその逆となっている為、シェバが左利きである事があらわれている。





遠く離れた敵をも一撃必殺で仕留めるS75スナイパーライフルを構えるシェバ。「Co-op(協力)プレイ」では接近した敵と離れた敵とを使用する銃器によって効率良く倒す事も重要と言えるだろう。


Vz61を背負ったシェバ。この画像からも、シェバの装備はウェストとレッグ周りに集中している事が分かる。ウェスト、レッグ共に取り付けられているポーチ類はいずれも実在する軍採用品ではないが、その形状からも汎用性に優れたものばかりが選択されているようにみえる。


次号以降で紹介予定となるその他隊員の装備考察を行った際にも感じたのが、これらキャラクターが取り付けている装備のデザインが優れている点。一部のアイテムを除き、いずれもそれそのものは現実のミリタリーアイテムとして存在しない装備だが、どれも実在する装備個々の優れた点をまとめた「ハイブリッド仕様」となっている。これらは制作サイドの装備に対する探究心と、それらを形にする映像技術の賜物と言え、ただただ舌を巻くばかりである。

累計3,500万本以上を誇るビッグタイトルシリーズ最新作。
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遂に発売開始となった「バイオハザード5」。
既に昼も夜も無くプレイに明け暮れているユーザーも多いのではないだろうか。

さて、今回より数回に分けて主要登場キャラクターの装備や武器といった視点から紹介しよう。

今作「バイオハザード5」での主人公となるクリス・レッドフィールド。「BSAA(Bioterrorism-Security-Assessment-Alliance)」に所属する彼の装備は、非常に軽装備となっている。

クリス初期装備のハンドガンは92F。さすがにサムライエッジではないようだ。そして左肩には「マシェット」と呼ばれるナタのような大型のナイフを携行している事が分かる。手持ちの銃弾を撃ち尽くしてしまった場合には、このマシェットがクリスの命を守る最後の砦となるだろう。




次に装備類に視点を移そう。「Co-op(協力)プレイ」らしく、味方との通信には、耳掛けタイプのインカムを使用している。この種のインカムは軍用として使われる事は珍しいが、今回の任務においては最適な選択として採用されたものとうかがえる。

近代装備にこだわりが垣間見れる今作では、クリス着用のTシャツは、近年流行の速乾性の高いものとなっている。そして次にウェスト付近からレッグ付近の装備を確認してみよう。
ウェスト付近にはハンドガンマグポーチとVIPスタイルのIRストロボライトが取り付けられている。夜間や暗闇での任務が多い今作での状況を想定したクリスの装備と言えよう。


レッグホルスターには、伸縮性の高いバンドで固定されるようになっており、そのバンドにはグリップ力の高いラバーとの混成によるものとなっているようにみえる。この手のレッグホルスターは実際の軍用品においても活用されているものもあり、理に適った選択と言えよう。


そして、クリスのフットウェアは近年活躍目覚しいPMCコントラクターでの着用にも代表されるように、トレッキング用ブーツとなっているようだ。ジャングルブーツとは違い、任務中の激しい動きにも耐えられるような選択となっている。
また、迫り来る敵を素早くサイティングするのに欠かせないレーザーサイトも健在だ。


今作では、灼熱の大地アフリカを舞台としたゲーム設定だけに、砂漠での移動は荒地でも走破可能となる高機動車を利用している。このキャプチャ画像では高機動車の銃座に、大型のクリーチャーにも威力を発揮する機関銃が設置されていることが分かる。
また、クリスの背面には特殊部隊が愛用するテレスコ・ストックのサブマシンガンを背負う姿があることも印象的と言えるだろう。

累計3,500万本以上を誇るビッグタイトルシリーズ最新作。
「バイオハザード5」は3/5(木)絶賛発売中!です。


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プロローグ

2009年03月03日

©CAPCOM CO., LTD. 2009 ALL RIGHTS RESERVED.

アフリカの大地に伸びる道を行く一台の車。
やがて車はキジュジュ自治区内の近くに停車し、一人の男が降り立った。
クリス・レッドフィールドである。
クリスが辺りを見回していると、女性が近づいてきた。

「ようこそアフリカへ、シェバ・アローマよ」

差し出された手を握り返し、クリスは今回の作戦でも相棒がいることを知る。

多くの任務をこなす中、失った仲間も少なくない。
この世界は命をかけてまで守る価値があるのだろうか?
その自問に、今はまだ答えはない。
だが、クリスにはこれだけは分かっていた。

俺にはやらなければならないことがある。

(バイオハザード5公式サイトより抜粋)

1990年にカプコンからPlayStationで発売され、いまや同社の看板タイトルとも言える絶大な人気シリーズとなった「バイオハザード」。
その最新作となる「バイオハザード5」が、PlayStation3/XBOX360を対応機種としていよいよ3/5(木)に発売される。


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本記事の冒頭にもある通り、今作の舞台は灼熱の大地アフリカ。
前作までは基本的に屋外であっても薄暗いロケーションが多かったが、スクリーンショットなどを見る限り、今作は比較的明るい場所が多くなったように見える。

それもそのはずというか、「眩しい“光”と見えない“闇”の恐怖」というのが今作のテーマのひとつとなっている。

シリーズ最高水準のグラフィッククオリティで、闇だけでなく、光までをも巧みに駆使して新しい“恐怖”を実現したそうだ。
見た目の雰囲気的には映画「ブラックホークダウン」を彷彿とさせるが、新しい恐怖とはどのようなものなのか。否が応でも期待が高まってくる。


■登場キャラクター
【クリス・レッドフィールド】
最新作の主人公は、初代「バイオハザード」の主人公であり、製品としては「バイオハザード アンブレラクロニクルズ」から引き続き登場のクリス・レッドフィールド。

時代設定は「バイオハザード1」の約10年後となっており、それに合わせて(?)クリスのキャラクターモデルも「バイオハザード1」にくらべさらにたくましくデザインされている。

現在は対バイオテロの新組織「B.S.A.A(Bioterrorism-Security-Assessment-Alliance)」の北米支部に所属している。


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【シェバ・アローマ】
次に、もう一人の主人公であるアフリカ出身の黒人系女性、シェバ・アローマ。
対バイオテロ部隊「B.S.A.A」西部アフリカ支部に所属し、今作は全編を通してクリスのパートナーを務める。

一見すると女性らしいプロポーションだが、華麗な対術を得意としておりその戦闘能力はクリスにも引けを取らないらしい。

バイオテロに対して激しい怒りを抱いているとのことだが、その秘密は彼女に起こった過去の出来事にあるようだ。そのあたりのエピソードは本編で詳しく語られるのだろうか?
なんにせよ、主役級の新キャラクターだけにその活躍が期待される。

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【アルバート・ウェスカー】
初代「バイオハザード」の黒幕であり、その後のシリーズでも重要なキャラクターとして登場し、クリスとは宿敵の関係にあるアルバート・ウェスカー。
特殊ウィルスで得た超人的な力は健在らしいが、今作ではどのような形でストーリーに関わってくるのか?クリスとの決着はあるのだろうか?

最近Xbox Live マーケットプレイスやPlaysStation Storeなどで新たに公開されたムービーでは、「60億の悲鳴と共に世界は新たに“始まる”」などなど意味深長な発言をしているが、やはり今作の事件でも裏で糸を引いているのだろうか。


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■ゲームシステム
システムについては、操作まわりをフルモデルチェンジした前作「バイオハザード4」のものをほぼ踏襲し、グラフィックの向上により、前作にも増して迫力のある戦闘を楽しめる。


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そして今作にとって忘れてはならないシステムが、シリーズ初となる「Co-op(協力)プレイ」対応だ。
オンライン/オフラインどちらも対応しており(オフラインは画面上下2分割)、友達や世界中のユーザーと一緒に「バイオハザード5」を楽しむことができる。

しかも取ってつけたようなCo-op専用のマップでプレイするといったものではなく、ストーリー全編を協力して進めることができる完全な仕様。今作のもう1つのテーマである「絆」はダテじゃない?


■最高峰のエンターテイメント
イベントシーンの制作にはハリウッド映画に関わるスタッフを選出、また、20世紀FOXとのコラボレートによる100名を越えるオーケストラ収録の迫力あふれるBGMなど、バイオハザード5の魅力は枚挙に暇がない。


累計3,500万本以上を誇るビッグタイトルシリーズ最新作。「バイオハザード5」は3/5(木)発売です。
  


 
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